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てらじ接骨院

ばね指でお悩みの方へ

  • 執筆者の写真: 柾行 神田
    柾行 神田
  • 3月22日
  • 読了時間: 5分

ばね指(弾発指)は、指がスムーズに動かず、曲げ伸ばしの際に引っかかりや痛みを伴う症状です。

特に日常的に指を多く使う方や中高年の女性に多く見られる症状で、放置すると日常生活に支障をきたすことがあります。「朝になると指がこわばる」「曲げた指が戻りにくい」といった症状を放置せず、適切なケアをすることが大切です。

ばね指の原因や症状、放置した場合のリスクについて詳しく解説します。指の不調や痛みでお悩みの方はぜひ参考にしてください。





ばね指とは?

ばね指とは、指を曲げたり伸ばしたりするときに腱(けん)と腱鞘(けんしょう)が擦れ合い、動きがスムーズにいかなくなる状態を指します。正式には「弾発指」と呼ばれ、指を動かす際にカクンと引っかかる感覚や痛みが特徴です。

腱鞘とは腱を覆うトンネルのような構造で、腱がスムーズに動くために重要な役割を果たしています。しかし、腱鞘に炎症が生じたり、腱が肥厚することで腱の滑りが悪くなり、引っかかりや痛みが発生します。

ばね指の詳細
ばね指の詳細

ばね指が起こりやすい理由

  • 指を酷使している指を多用する動作(タイピングやスマートフォン操作、手芸、家事、楽器演奏など)が腱や腱鞘に負担をかけます。

  • ホルモンバランスの変化更年期や妊娠中のホルモン変化が腱鞘の炎症に影響を与えることがあります。

  • 職業的要因力仕事や手を繰り返し使う仕事(農業、大工、工場作業など)に従事する方に多く見られます。



ばね指の主な原因

ばね指の原因は、指や手を酷使することで腱鞘に炎症が起こることが一般的です。しかし、それ以外にも下記のような要因が影響します。

  1. 過度な使用による腱鞘の炎症

    指の反復的な動作が腱や腱鞘に負担をかけ、腱鞘が厚くなったり腱が肥厚したりすることで症状が現れます。

  2. 年齢やホルモンの影響

    加齢に伴い腱や腱鞘の弾力が失われることや、女性ホルモンの変化がばね指を引き起こしやすくします。特に更年期以降の女性に多く見られる傾向があります。

  3. 生活習慣や職業的な負担

    日常的に重い荷物を持つ、手を繰り返し使う作業をする人は、腱鞘に慢性的な負担がかかりやすいです。

  4. 糖尿病やリウマチなどの基礎疾患

    糖尿病患者やリウマチ患者は、腱や腱鞘が炎症を起こしやすく、ばね指になるリスクが高いと言われています。



ばね指の代表的な症状

ばね指の症状は、症状の進行具合によって異なります。以下のような症状が見られる場合は、ばね指の可能性があります。

初期症状

  • 指のこわばりや違和感を感じる。

  • 朝起きたときに指が動かしにくい。

  • 指の付け根部分に軽い痛みや腫れがある。


進行した場合

  • 指の曲げ伸ばし時に「カクン」という引っかかり感がある。

  • 指の付け根にしこり(腫れや硬さ)が生じる。

  • 指を曲げることはできるが、伸ばすときに手で補助する必要がある。

  • 強い痛みを伴い、日常生活に支障をきたす。

症状が進行すると、指を自由に動かすことが難しくなり、日常的な動作(家事や仕事)にも影響を及ぼします。



ばね指を放置するとどうなる?

ばね指は軽度の場合、自然に治ることもありますが、放置すると症状が悪化することが多いです。

慢性化・日常生活への支障

ばね指を放置すると、指の腱や腱鞘の炎症が慢性化し、曲げ伸ばしがますます困難になります。手の動きが制限されることで、仕事や趣味に支障が出ることもあります。

隣接する指への影響

負担を避けるために他の指を過剰に使うことで、隣接する指や手首にも負担がかかり、さらなる炎症や痛みを引き起こす可能性があります。

手術が必要になることも

症状が進行し、腱や腱鞘の癒着がひどくなると、手術が必要になるケースもあります。早期の対処が重要です。



てらじ接骨院でのサポート(ばね指の施術アプローチ)

てらじ接骨院では、ばね指の症状に応じた最適な施術を行い、早期回復を目指します。

カウンセリングと評価

  • 症状の経緯や日常生活での指の使い方を詳しくヒアリング。

  • 指の動きや腱鞘の状態を確認し、症状の原因を特定します。

炎症や痛みのケア

  • 電気治療や超音波療法を使用して腱鞘の炎症を抑え、痛みを軽減します。

  • 温熱療法やマッサージで血行を促進し、腱の動きをスムーズにします。

リハビリやストレッチの指導

  • 指の可動域を広げるためのストレッチや軽いトレーニングを指導します。

  • 日常生活での指の使い方や休ませ方についてアドバイスを行います。

再発予防のサポート

ばね指の再発を防ぐために、筋力トレーニングや姿勢の改善、作業環境の調整方法をお伝えします。



よくある質問(Q&A)

Q1. ばね指は自然に治りますか?

軽度の場合は自然に治ることもありますが、放置すると悪化することが多いです。早期の対処が大切です。

Q2. 指の引っかかりが気になるとき、どうしたらいいですか?

まずは指を安静にし、無理に動かさないことが重要です。炎症が強い場合は冷やし、落ち着いたら温めるケアを行いましょう。

Q3. 痛みが強いときはどうすればいいですか?

痛みが強い場合は、専門家に相談してください。接骨院で適切な施術を受けることで、症状の改善が期待できます。



まとめ

ばね指は、指を頻繁に使う方や中高年の女性に多く見られる症状で、放置すると日常生活に支障をきたすことがあります。症状が軽度のうちに適切なケアを行うことで、悪化を防ぐことが可能です。

てらじ接骨院では、一人ひとりの症状に合わせた施術とセルフケアのアドバイスを行っています。指の不調や痛みを感じたら、早めにご相談ください。快適な生活を取り戻すために、てらじ接骨院が全力でサポートいたします。


 
 
 

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