肩こりにお悩みの方へ
- 柾行 神田
- 3月13日
- 読了時間: 5分
肩こりは、現代人にとって特に身近な悩みのひとつです。デスクワークやスマートフォンの使用時間が増える中、肩や首の不快感を訴える人が年々増加しています。
「少し疲れただけだから大丈夫」「寝れば治る」といった自己判断で放置してしまうと、症状が慢性化し、日常生活に支障をきたすことも少なくありません。
肩こりの原因や症状について詳しく解説します。肩の不快感や疲れでお困りの方はぜひ参考にしてください。
肩こりとは?
肩こりとは、首から肩にかけての筋肉が緊張し、硬くなることで不快感や痛みが生じる症状を指します。肩周辺の筋肉が凝り固まることで、血行不良を引き起こし、疲労物質が蓄積します。
これが原因で「重だるさ」や「痛み」といった症状が発生します。肩こりは、軽度の疲労感から強い痛み、頭痛を伴うケースまで症状の幅が広く、人によって感じ方が異なります。

肩こりが起こりやすい理由
肩周辺には、頭を支え、腕を動かす筋肉や靭帯が集中しています。これらの部位に過度な負担がかかることで、筋肉が緊張し、血流が悪化します。そのため、次のような要因で肩こりが生じやすくなります。
長時間のデスクワーク同じ姿勢で作業を続けると、肩周辺の筋肉が固定され、凝りやすくなります。
スマートフォンやPCの使用前かがみの姿勢が続くことで、首や肩への負担が増加します。
運動不足筋肉量が低下すると血流が滞り、疲労物質が溜まりやすくなります。
冷え冷えによる血管の収縮が肩周辺の血流を悪化させることも一因です。
肩こりの主な背景・原因
肩こりを引き起こす背景や原因は多岐にわたります。主な原因についてご紹介させていただきます。
姿勢の悪さ
猫背や前かがみの姿勢は、肩や首の筋肉に過度な負担をかけます。また、スマートフォンを見る際に顔を下に向ける「スマホ首」も、最近の肩こりの原因として注目されています。
ストレス
心理的なストレスが原因で筋肉が緊張し、肩こりにつながることもあります。精神的な負担が身体に影響を与えることは少なくありません。
運動不足
筋力が低下すると、肩を支える筋肉が疲労しやすくなり、こりやすい状態になります。また、運動不足は血流を悪化させ、老廃物が溜まりやすい状態を引き起こします。
生活習慣
長時間のデスクワークやPC作業、冷え性、睡眠不足なども肩こりを悪化させる要因です。
肩こりの代表的な症状
肩こりの症状は人によって異なりますが、主に以下のようなものが挙げられます。
肩や首の重だるさ
筋肉の硬直や圧痛
頭痛やめまい
腕や指先のしびれ
集中力の低下
肩こりが悪化すると日常生活の動作や仕事に支障をきたす場合があり、特に頭痛やめまいが頻発する場合は、早期のケアが必要です。
肩こりを放置するとどうなる?
軽度の肩こりは自然に治ることもありますが、放置しておくと慢性化や他の症状を引き起こす可能性があります。
慢性化する肩こり
肩こりが長期間続くと、筋肉が硬くなり、血流不良が慢性化します。この状態が続くと、肩こりの程度がひどくなり、改善に時間がかかる場合があります。
頭痛やめまいの発生
肩こりが進行すると、首や肩周辺の血管や神経が圧迫され、緊張型頭痛やめまいを引き起こすことがあります。
全身への悪影響
肩こりをかばう姿勢を取ることで、腰や背中にも負担がかかり、腰痛や猫背といった二次的な問題が発生するリスクもあります。
肩こりを解消するセルフケアと予防
肩こりの解消や予防には、日常生活の中で実践できるセルフケアが役立ちます。
ストレッチや体操
肩こりを改善するには、肩や首周りのストレッチが有効です。デスクワーク中でも簡単にできる以下のストレッチを試してみてください:
首を前後左右にゆっくり動かす。
肩を回して肩甲骨を動かす。
温める
肩を温めることで血行を促進し、筋肉の緊張を和らげます。蒸しタオルや温熱パッドを使って肩を温めると効果的です。
正しい姿勢を保つ
デスクワーク中は、背筋を伸ばして座るよう心がけましょう。また、モニターの高さを調整し、目線を正しい位置に保つことも重要です。
適度な運動
ウォーキングやヨガなどの軽い運動を取り入れることで、血流を改善し、筋肉の疲労を軽減します。
ストレス管理
適度なリラックスを心がけ、ストレスを溜め込まないようにしましょう。深呼吸や瞑想も有効です。
てらじ接骨院でのサポート(肩こりの施術方針)
肩こりが慢性化している場合や、自分でのケアだけでは改善しない場合、てらじ接骨院では次のようなアプローチを行っています。
1.カウンセリングと評価
症状の原因や生活習慣を詳しくヒアリングし、肩こりの原因を特定します。
2.痛みと緊張の緩和
物理療法(電気治療や超音波)やマッサージを活用し、筋肉の緊張を和らげます。
3.姿勢改善と予防法の指導
日常生活での姿勢のポイントや、セルフケアの方法をアドバイスします。
よくある質問(Q&A)
Q1. 肩こりを放置しても大丈夫ですか?
A. 放置すると慢性化し、頭痛やめまいを引き起こす可能性があります。早めのケアをおすすめします。
Q2. 肩こりがひどい時に温めたほうが良いですか?
A. 痛みが強い場合はまず冷やし、炎症が収まった後に温めるのが効果的です。
まとめ
肩こりは多くの人が経験する身近な症状ですが、放置すると慢性化や頭痛、全身の不調を引き起こす可能性があります。てらじ接骨院では、一人ひとりの状態に合わせた最適な施術とセルフケアのアドバイスを行っています。肩こりを根本から改善し、快適な生活を取り戻すために、ぜひ専門家に相談してみてください。
Comments