【専門整体師監修】肩こり・腰痛専門の整体院が教える慢性腰痛の正しい治療法
- 太陽 真夏
- 10月31日
- 読了時間: 6分
慢性腰痛に悩む方へ
腰の重だるさや痛みが何か月も続き、「もう治らないのでは…」と感じていませんか?実は、腰痛を訴える日本人はおよそ3000万人とも言われ、その多くが「慢性腰痛」と呼ばれる長期的な症状です。
湿布や痛み止めで一時的に和らいでも、再び痛みがぶり返す。その原因は「筋肉の深部のこわばり」や「神経の興奮」、そして「姿勢の乱れ」にあります。本記事では、国家資格を持つ専門整体師が、慢性腰痛の正しい理解と、根本改善のための方法を詳しくお伝えします。
慢性腰痛とは?放置すると悪化する理由
慢性腰痛とは、3か月以上にわたり痛みが続く状態を指します。一時的な腰痛とは異なり、筋肉・関節・神経などの機能異常が複雑に絡み合っているため、自然に治ることは少なくなります。
痛みが続くと体は「防御反応」を起こし、無意識に腰をかばうような動きになります。すると筋肉の使い方が偏り、血流が滞り、さらに痛みを感じやすくなるという悪循環に。放置すれば、歩行姿勢の乱れや肩こり、睡眠の質の低下など、全身への影響も現れてきます。

慢性腰痛の主な原因
姿勢の乱れ・骨盤の歪み
デスクワークやスマホ操作など、前かがみ姿勢が続くと背骨の自然なカーブが崩れ、骨盤が後ろに傾きます。
この姿勢が長期化すると、腰回りの筋肉が常に引っ張られ、疲労と緊張が蓄積して痛みへとつながります。

深部筋の硬直と神経の興奮
腰痛の多くは「表面」よりも「深部」の筋肉がこわばることで起こります。
血流が滞ると筋肉の中に疲労物質が溜まり、神経を刺激して痛みを発生させます。
このとき効果的なのがラジオ波による深部加温。
体の奥から温めることで血流を促進し、筋肉と神経の緊張を和らげ、痛みの信号を鎮めます。
運動不足と体幹の弱化
痛みがあると自然と体を動かす機会が減りますが、実はそれがさらに悪化を招きます。
体幹の筋肉が弱くなると、腰を支える力が低下し、わずかな動作でも負担が増大。
この悪循環を断ち切るには、ストレッチと体幹エクササイズによって柔軟性と安定性を取り戻すことが大切です。
専門整体院による正しい治療法
ラジオ波+マッサージによる深部アプローチ
当院では、ラジオ波を用いた温熱療法と手技によるマッサージを組み合わせています。ラジオ波で深部の筋肉を温め、血行を促進しながら神経の興奮を鎮めます。その後に手技で表層の筋肉を丁寧にほぐすことで、痛みの原因となる筋膜のねじれを解消します。
このように「深部から表層まで」連続的にケアすることで、単なるリラクゼーションでは得られない根本的な痛みの改善を目指しています。
姿勢矯正と動作指導で再発を防ぐ
痛みが取れたあとも、姿勢や日常動作が改善されなければ、同じ場所に負担がかかり再発します。
そこで当院では、姿勢分析を行い、あなたの体に合った座り方・立ち方・歩き方を指導。
さらに、自宅でもできる体幹安定化エクササイズを提案し、施術効果を長持ちさせます。
通院の目安と改善までの流れ
慢性腰痛は、長い年月をかけて作られた体のクセや筋肉のアンバランスが関係しています。そのため、1回の施術で痛みを「ゼロ」にするというよりも、継続的なケアで回復力を取り戻すことが大切です。
当院では、
1回45分の施術
1〜2週間に1回の通院ペース
を基本としています。
初期の2〜3回で痛みの軽減を感じる方も多いですが、根本的な改善には約3ヶ月を目安に継続的な施術と運動療法を組み合わせていきます。身体の使い方を変えていくことで、痛みの再発しにくい「しなやかな腰」を取り戻すことができます。
この整体院をおすすめできる理由
国家資格保有者による安全・確実な施術
当院の施術者は、柔道整復師などの国家資格を持つ専門家です。解剖学や運動学を熟知しているため、原因が筋肉・関節・神経のどこにあるかを正確に見極め、身体に負担をかけない安全な施術を行います。
また、痛みの背景には生活習慣やストレスなども影響するため、単に「揉む」だけでなく、身体の状態を細かく確認しながら最適な施術を選択します。施術中の強さや姿勢も丁寧に確認するので、整体が初めての方でも安心して受けていただけます。

丁寧なカウンセリングで根本原因を明確に
同じ「腰痛」でも、原因は人によって異なります。当院では初回時に時間をかけてカウンセリングを行い、
痛みの出るタイミング
普段の姿勢・生活習慣
既往歴や運動量を詳細にヒアリングします。
そのうえで、**「なぜ痛みが出ているのか」**を一緒に理解し、あなたに合った施術計画を立てていきます。施術後には改善の経過を見ながら、ストレッチや日常動作のポイントも丁寧に説明します。
「ヒト・プラン・モノ」の3本柱で再発を防ぐ
1️⃣ ヒト:施術による身体の回復 国家資格者による手技とラジオ波治療で、深部の筋肉と神経に直接アプローチ。痛みを和らげながら、筋肉の柔軟性と血流を回復させます。
2️⃣ プラン:運動療法と動作指導 姿勢の改善やストレッチ、体幹強化エクササイズなど、自宅で続けられるプログラムを提案。 「動ける体」を取り戻すことで再発を防ぎます。
3️⃣ モノ:サポートアイテムの活用 必要に応じて、コルセットやインソールなどを提案。 日常生活の中でも腰への負担を軽減し、施術効果をより長持ちさせます。
この「ヒト・プラン・モノ」を組み合わせることで、「痛みを取る」だけでなく、「痛みの出ない体をつくる」ことを実現します。
自宅でできる慢性腰痛の予防法
施術と並行して、自宅でもできる簡単なケアを続けることで、改善効果が高まります。

1. 体幹を安定させるエクササイズ
ドローイン:お腹をへこませながら呼吸を続ける運動。腰の安定性を高める。
ヒップリフト:仰向けに寝てお尻を持ち上げる運動。お尻と太ももの筋肉を強化。
どちらも1日5分程度でOK。継続することで、腰を支える筋肉が強化され、再発予防につながります。
2. ストレッチで血流を保つ
長時間同じ姿勢でいると、腰の筋肉が固まりやすくなります。
仕事の合間に腰を軽くひねったり、背伸びをするだけでも効果的。
夜寝る前のストレッチは、筋肉の緊張を和らげ、質の良い睡眠にもつながります。
3. 姿勢を意識した生活習慣
デスクワーク時は、背筋を伸ばし、骨盤を立てる意識を持つ
スマホを見るときは、目の高さまで持ち上げて猫背を防ぐ
就寝時は、腰が沈みすぎないマットレスを選ぶ
こうした小さな積み重ねが、腰への負担を軽減し、長期的な改善を支えます。
まとめ
慢性腰痛は、筋肉や姿勢、神経の働きが複雑に関係しており、表面的な対処だけでは改善しません。
ラジオ波やマッサージによる深部のケアと、姿勢矯正・運動療法を組み合わせることで、痛みを根本から取り除くことができます。
また、国家資格保有者による安全な施術と、「ヒト・プラン・モノ」を組み合わせた再発防止サポートにより、
あなたの腰は再び軽く、動きやすい状態へと変わっていくでしょう。
慢性的な腰痛に悩んでいる方は、ぜひ一度、専門整体院での正しい治療法を体験してみてください。
参考文献
厚生労働省:腰痛対策マニュアル
日本整形外科学会:慢性腰痛ガイドライン
日本温熱療法学会:深部加温療法の臨床的効果



コメント